Windows7/8.1からWindows10への無償アップグレード
Windows10の発売日(2015年7月29日)から、1年間に限り無償でアップグレードできると言う事なので、2016年7月28日までは、無償アップグレードが可能です。
利用しているソフトや周辺機器のWindows10対応も進んできて、そろそろWindows10にしようかと言うお客様が増えてきています。
Windows10のシステム要件
Windows10の最小システム要件は、1GHz以上のCPUで、メモリは32bit版で1GB、64bit版では2GB、HDDの空き領域が20GB、DirectX 9以上をサポートしているグラフィックボードとなっています。
しかし、今後もしばらく使って行く事を考えると、以下のシステム程度以上でないと、アップグレードはオススメできません。
・CPU:DualCoreのもの、Core2DuoやPentium DualCore以降など
・メモリ:32bit版で2GB以上で4GB程度まで増設できる機種、64bit版では4GB以上
・HDD:余裕があればOK
・グラフィックボード:これでひっかかるケースが多い、DirectX 9以上は必須
この条件以下の場合には、快適に使い続けるには苦しいと思えますので、Window10搭載パソコンを新規購入したり、値ごろ感があるWindow7の中古パソコンを購入して無償アップグレードするなどを検討されると良いでしょう。
Windowsのアップグレードパス
アップグレード前のエディション | アップグレード後のエディション |
---|---|
Windows7 Starter Windows7 Home Premium Windows8.1 |
Windows10 Home |
Windows7 Professional Windows7 Ultimate Windows8.1 Pro |
Windows10 Pro |
Windows10 Home か Pro か
ActiveDirectory(ADドメイン)参加型のネットワークで多くのパソコンを利用している企業でない限りは、Homeで十分!。
なんとなく仕事に使うのはProが良さそうと言う考えでWindow7 Pro や Window8.1Pro を使ってきた人も多いと思います。
多くの中小企業の現場を見ると、WorkGroup型のネットワークが主流で、Pro版でのみ使える機能を利用しているケースは希薄です。
Proでなければ使えないのは、ADドメインへの参加、OS仮想化技術の「Hyper-V」、暗号化機能の「BitLocker」、デバイス管理、Windows Update for Businessなどで、殆どの人が使いません。
例えOS仮想化が必要だとしても、VirtualBOXやVMWareなどを使えば、同等の仕組みは利用できますので、通常、HomeかProかと言う選択は悩まなくて良いと思います。
アップグレード前の必要なデータのバックアップ
Windows7やWindows8.1からのアップグレードを10台程サポートした感想としては、アックグレードは非常に簡単で、トラブルも少ないと言う印象です。
しかし、アップグレード作業は非常に時間がかかります。1時間程度で終わるものもあれば、アップグレードを開始させて翌日までかかるものなど、時間に余裕がある時に行うべきです。
また、電源が途中で落ちるなどの事象がなければ、データも安心できますが、万一に備えて、必要なデータは外部のHDDやUSB等にバックアップしてから作業を開始する事をオススメします。
Windows10のアップグレードは非常に良くできており、Windows10に上げたが利用したいソフトや周辺機器が使えない事が早期に解った時は、元のOS(Windows7やWindows8.1)に簡単に戻せます。
Windows10のアップグレードでは、パソコンの個体情報がライセンス認証に登録される
一度、Windows10のアップグレードをすると、パソコンの個体情報(無償アップグレードの登録情報)がMicrosoftのライセンス認証サーバーに登録されます。
この後は、パソコンのトラブルなどでWindows10を再インストールし直す事態になった時には、プロダクトキーの入力は不要(SKIP)でOSのインストールができます。
Windows10のインストールDVDやUSBを事前作成する事がオススメ
MicrosoftのWEBサイト「ソフトウェアのダウンロード:Windows 10 を入手する」より、「ツールを今すぐダウンロード」を選択して、Windows10のインストールDVDやインストールUSBを作成して置く事をオススメします。
これを事前に作成しておけば、アップグレード作業にこのメディアを使ったり、トラブル時にこのメディアから再インストールする事ができますので、安心できます。
インストールメディアは32bit版と64bit版を選択してどちらも作成できるようになっていますが、32bit版からのアップグレードは32bit版のインストールメディアを使用、64bit版からのアップグレードは64bit版のインストールメディアを使用する事で、アップグレードができます。
一度アップグレードした後に、Windowsを再インストールする場合には、いままで32bitを使っていたとしても、64bit版のインストールメディアでクリーンインストール(プロダクトキーの入力はSKIP)する事で64bit版でライセンス認証はなされます。
アップグレード後のハードウェア構成の変更について
Windows10のアップグレード時にハードウェア構成が、Microsoftのライセンス認証サーバーに登録されていますので、ハードウェア構成を変更した時には、新規プロダクトキーの入力が必要になる場合があります。
メモリの増設等ではライセンス認証は外れないようですが、HDDやグラフィックボードの交換などは、ライセンス認証が外れてしまい、新規プロダクトキーの購入が必要になる場合があります。
Windows 10 へのアップグレード: FAQ
MicrosoftのWEBサイト「Windows 10 へのアップグレード: FAQ」に、アップグレードに関する詳しい記載がありますので、一度ご覧ください。
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